歩いて回るパリ

ゆっくり 歩くと違った光景が見られます

噂の airbnb 3箇所を 2020年 春休みと夏休みに利用 宿泊してみての感想

2020年の2月に フランスの南西部に車で旅行しました

ちまたで噂されている air bnb とは どんなものか

試してみる事にしました

というのは ホテルを探しているときに価格面では

やっぱり お手頃な事に気がついたからです

まず 簡単に air bnb とは 家 アパート またはお部屋を

旅行者や 宿泊を必要としている人に貸すという仕組みです

 

f:id:diaryinparisbypicolo:20210725022428j:plain

         小雨が降っていたので

         テラス席は誰もいませんでした

 

 

最初の宿泊地は アルカッションという町です

ワインで有名なボルドーに近く

大西洋に面した岬ですが 湾に面しているので

波も穏やかな海水浴にぴったりの場所です

パリから車で行くので まず駐車場が確保されているのが

たった一つの条件でした

 

探してみて候補に上がったが 海から近い

マンションの一部屋です

早速予約して 当日ホストと連絡したところ

仕事で抜け出せないので 鍵のかかっていない

郵便受けに 鍵を入れておくとのことでした

 

マンションの門に入るときに必要な数字のコードを

教えてもらい 目的のお部屋に到着です

小さいながらも 洗面所に浴槽 これはうれしいですね

ベランダは周りがすっかり塀で囲まれていて

周りから見られずに お茶をしたり 

ご飯が食べれたりできます

 

コンパクトなキッチンも備え付けてあり

調理もでできます

鍋 お皿 コップ 缶切り ワインオープナーなど

すべて揃っています

多分ホストさんは 夏の間は自分達で利用して

空いている期間は貸し出しているという感じでした

というのは フランスでは年間に120日間だけ

貸し出せるからです

 

海岸をぶらぶら散歩してみると

大小さまざまなクルーザーが停泊している

フランス有数の港湾施設でもあることが

わかりました

すぐ近くにはスーパーやレストラン 

商店街もあり 実際には調理はせずに

白ワインと ケーキ屋さんで

お菓子を購入し

魚屋さんで 海の幸のプレートを

持ち帰り テレビを見ながらゆっくり

食事をしました

 

朝食付きとの事でしたが

スーパーで売っている 大きな袋の

ブリオッシュと やはり 大きな

炭酸ガス入りオレンジ飲料が

冷蔵庫に入っていました

うれしい事に コーヒーマシンが

あったので 入れたての 香りが良い

コーヒーも飲めました

 

ヨーロッパの人たちの朝食は

コーヒーだけという事も多く

品数の多い朝食を期待していると

がっかりするかもしれません

 

また WIFIと自転車利用可能と

記載されていましたが

自転車は壊れているとの事と

WIFI は アルカッションの町で

公共で利用されているものだとの事です

あまり 期待はしないほうが

いいかもしれません

 

実際は 疲れて 自転車をこぐ

時間もなく WIFI も コーヒー休憩で

立ち寄ったマクドナルドで利用したので

不都合はありませんでした

 

f:id:diaryinparisbypicolo:20210725022931j:plain

         こちらは お城から見た美しい手入れされた庭です

         ビランドリーというお城です

         Château de Villandry 

                            37510

                            Villandry

                            2020年8月お城と庭園の入場料が12ユーロでした

 

波が荒い 断崖絶壁の上に建つ高級保養地

次に寄ったのが ベアリッツという

スペインに国境が近い町です

街の中心に 堂々とエルメスのお店が

構えてあったので ここは 

高級リゾート地だなとわかります

こちらは 一日中高波が打ち寄せるため

ごうごうと 大きなうねりの音が

こだましています

日本という 海に囲まれた国から来ているので

この 波の高鳴りに 妙に感動しました

 

でもこの町に air bnb をしている人は

ほとんどいなかったのです

たとえ いたとしても高そうで

ご縁はなかったかもしれません

 

比較的近い隣の町に宿泊地を選びました

大きな一軒家で お庭に駐車させてくれました

呼び鈴を鳴らすと 学生さんらしき女性が

あらわれて 鍵もなく ご自由に出入りして

くださいとのことでした

 

案内されたのは 広い屋根裏部屋で

洗面所 シャワーブースと トイレが

併設されていました

家族や親戚が休暇で泊りに来た時の

ために用意した部屋という感じで

たくさんの寝具類が置かれていました

 

歩いていけるショッピングセンターの

スーパーで

パン サラダ おつまみ お菓子類

サンドイッチ 食事を購入して

部屋で食事しました

 

広い庭の入り口にテラスがあり

月の光を浴びながら 静かにワインを

傾けたり おしゃべりしたりと

ゆっくり時を過ごしました

 

3軒めは 2020年夏に念願のロワール川の

お城がたくさんあるトュールに一泊だけしました

というのも この日は 一年で一番暑い日に

あたってしまい 汗が流れ落ちるという

環境で 観光どころではないとのことで

次の日にはパリに戻る事に予定を変更したのです

 

朝早くにお城に行こうとして

早めに宿のある場所に着いた頃に

ホストに 電話した所 若い女性がアパートから

降りてきて まだお部屋は用意できてない

とのことで 予定を変更して

当日の食事を用意するためスーパーに

先に寄る事にしました

 

予定を急遽変更したのは

こんな理由から

 

実は 当日は荷物だけ置いて 即 お城巡りに

出かける予定だったのですが

彼女が住んでいるアパートが

めちゃくちゃ気に入ってしまって

次の日も泊りたかったのですが

すでに予定が入っていてダメでした

彼女は 宿泊者が来るときには

妹さんの所に行くらしいです

 

あまりにも 居心地がいいので

お城巡りはやめて

昼寝したり 音楽を聞いたり

翌日のお城に行く準備をしたりで

どこへも出かけずに過ごしました

駐車は中庭に置かせてくれました

 

そのアパートは キッチンが独立していて

2人用のテーブルがあり

サロンには 4人がけのテーブルと

奥には ソファとテレビがあるという

配置です

 

寝室は別で そこに彼女のタンス類が

置かれていました

洗面所にシャワーブースがあり

トイレは別です

こちらのアパートは トイレと洗面所が

一緒になっている造りが多いのですが

トイレが別で 使い勝手が良かったです

 

めちゃくちゃ気に入った理由

 

お部屋に入ったとたん気に入った理由は

お部屋のテイストが ナチュラルで

たくさんのグリーンが配置されてあり

各お部屋が 色がベージュ 白 

木の色と統一されていたからです

 

靴ですらきちんと 置かれていて

まるで インテリアの一部のようでした

たぶん 美術系の学生さんではないかしら

 

自分もまねしたいという欲望にかられて

どんな家具かなとチェックしたら

ほとんどが IKEAで調達したものばかり

私自身もIKEAですが お金をかけずに

これだけ きれいに揃えるのは

彼女のセンスだと感銘しました

 

こちらも帰りにはポストに鍵を入れてねと事で

帰り際には電話せずにSMSで アパートを出た事と

お礼を伝えました

 

3軒のairbnbを利用してして 感じたのは

次の通りです

 

お値段が魅力的

他人のお宅をお邪魔する感覚で

インテリアが好きな人にはおもしろい

生活感があるので すぐ馴染めて

友人宅に泊っている印象です

見ず知らずの他人と知り合う機会が

旅の醍醐味

 

仕事で訪れるのには 鍵の受け渡しや

駐車する場所の確認等で

時間がかかるかもしれません

規約があるかどうかは確認しませんでしたが

一応 使用した食器類は洗って元に戻し

簡単に掃除をして出てきました

この点でも仕事で忙しい人には

時間がないかもしれません

 

ただし ホストさんも正業の他に

お部屋を提供してくれているだけなので

濃厚な おもてなしはなしと覚悟した方が

良いと思います

私は ホテルほどの無味乾燥な接待でもなく

至れり尽くせりでもない からっとした

人間関係が気に入りました

 

次の宿泊にも もちろん利用したいと思います

とにかく お部屋拝見が興味津々なのです

 

感染予防のため

規約等がその都度変わると思いますので

サイトから充分 情報を得て お出かけください

実際に住んでいるお宅なので

個人情報保護のため

宿泊した場所は明記しておりません

 

サイトからは いろいろなお部屋の写真や情報が

確認できるほか 不明な点の 

お問いあわせができます

しかし ホストさん達も正業ではないため

通常の生活に支障がないように

気をつけて対処して お互いが気持ちよく

過ごせるようにしていきたいです

 

招かれる側としては お金が介在してるとはいえ

お部屋を明け渡してくれるという

感謝の気持ちで接したいです

 

各都市の訪問記は別の機会でブログに

アップさせていただきたいと

思いますのでよろしくお願い致します

 

サイトは www.airbnb で各国の提供される家が

日本語で安心して見られます