噂の airbnb 3箇所を 2020年 春休みと夏休みに利用 宿泊してみての感想
2020年の2月に フランスの南西部に車で旅行しました
ちまたで噂されている air bnb とは どんなものか
試してみる事にしました
というのは ホテルを探しているときに価格面では
やっぱり お手頃な事に気がついたからです
まず 簡単に air bnb とは 家 アパート またはお部屋を
旅行者や 宿泊を必要としている人に貸すという仕組みです
小雨が降っていたので
テラス席は誰もいませんでした
最初の宿泊地は アルカッションという町です
ワインで有名なボルドーに近く
大西洋に面した岬ですが 湾に面しているので
波も穏やかな海水浴にぴったりの場所です
パリから車で行くので まず駐車場が確保されているのが
たった一つの条件でした
探してみて候補に上がったが 海から近い
マンションの一部屋です
早速予約して 当日ホストと連絡したところ
仕事で抜け出せないので 鍵のかかっていない
郵便受けに 鍵を入れておくとのことでした
マンションの門に入るときに必要な数字のコードを
教えてもらい 目的のお部屋に到着です
小さいながらも 洗面所に浴槽 これはうれしいですね
ベランダは周りがすっかり塀で囲まれていて
周りから見られずに お茶をしたり
ご飯が食べれたりできます
コンパクトなキッチンも備え付けてあり
調理もでできます
鍋 お皿 コップ 缶切り ワインオープナーなど
すべて揃っています
多分ホストさんは 夏の間は自分達で利用して
空いている期間は貸し出しているという感じでした
というのは フランスでは年間に120日間だけ
貸し出せるからです
海岸をぶらぶら散歩してみると
大小さまざまなクルーザーが停泊している
フランス有数の港湾施設でもあることが
わかりました
すぐ近くにはスーパーやレストラン
商店街もあり 実際には調理はせずに
白ワインと ケーキ屋さんで
お菓子を購入し
魚屋さんで 海の幸のプレートを
持ち帰り テレビを見ながらゆっくり
食事をしました
朝食付きとの事でしたが
スーパーで売っている 大きな袋の
ブリオッシュと やはり 大きな
炭酸ガス入りオレンジ飲料が
冷蔵庫に入っていました
うれしい事に コーヒーマシンが
あったので 入れたての 香りが良い
コーヒーも飲めました
ヨーロッパの人たちの朝食は
コーヒーだけという事も多く
品数の多い朝食を期待していると
がっかりするかもしれません
また WIFIと自転車利用可能と
記載されていましたが
自転車は壊れているとの事と
WIFI は アルカッションの町で
公共で利用されているものだとの事です
あまり 期待はしないほうが
いいかもしれません
実際は 疲れて 自転車をこぐ
時間もなく WIFI も コーヒー休憩で
立ち寄ったマクドナルドで利用したので
不都合はありませんでした
こちらは お城から見た美しい手入れされた庭です
ビランドリーというお城です
Château de Villandry
37510
Villandry
2020年8月お城と庭園の入場料が12ユーロでした
波が荒い 断崖絶壁の上に建つ高級保養地
次に寄ったのが ベアリッツという
スペインに国境が近い町です
街の中心に 堂々とエルメスのお店が
構えてあったので ここは
高級リゾート地だなとわかります
こちらは 一日中高波が打ち寄せるため
ごうごうと 大きなうねりの音が
こだましています
日本という 海に囲まれた国から来ているので
この 波の高鳴りに 妙に感動しました
でもこの町に air bnb をしている人は
ほとんどいなかったのです
たとえ いたとしても高そうで
ご縁はなかったかもしれません
比較的近い隣の町に宿泊地を選びました
大きな一軒家で お庭に駐車させてくれました
呼び鈴を鳴らすと 学生さんらしき女性が
あらわれて 鍵もなく ご自由に出入りして
くださいとのことでした
案内されたのは 広い屋根裏部屋で
洗面所 シャワーブースと トイレが
併設されていました
家族や親戚が休暇で泊りに来た時の
ために用意した部屋という感じで
たくさんの寝具類が置かれていました
歩いていけるショッピングセンターの
スーパーで
パン サラダ おつまみ お菓子類
サンドイッチ 食事を購入して
部屋で食事しました
広い庭の入り口にテラスがあり
月の光を浴びながら 静かにワインを
傾けたり おしゃべりしたりと
ゆっくり時を過ごしました
3軒めは 2020年夏に念願のロワール川の
お城がたくさんあるトュールに一泊だけしました
というのも この日は 一年で一番暑い日に
あたってしまい 汗が流れ落ちるという
環境で 観光どころではないとのことで
次の日にはパリに戻る事に予定を変更したのです
朝早くにお城に行こうとして
早めに宿のある場所に着いた頃に
ホストに 電話した所 若い女性がアパートから
降りてきて まだお部屋は用意できてない
とのことで 予定を変更して
当日の食事を用意するためスーパーに
先に寄る事にしました
予定を急遽変更したのは
こんな理由から
実は 当日は荷物だけ置いて 即 お城巡りに
出かける予定だったのですが
彼女が住んでいるアパートが
めちゃくちゃ気に入ってしまって
次の日も泊りたかったのですが
すでに予定が入っていてダメでした
彼女は 宿泊者が来るときには
妹さんの所に行くらしいです
あまりにも 居心地がいいので
お城巡りはやめて
昼寝したり 音楽を聞いたり
翌日のお城に行く準備をしたりで
どこへも出かけずに過ごしました
駐車は中庭に置かせてくれました
そのアパートは キッチンが独立していて
2人用のテーブルがあり
サロンには 4人がけのテーブルと
奥には ソファとテレビがあるという
配置です
寝室は別で そこに彼女のタンス類が
置かれていました
洗面所にシャワーブースがあり
トイレは別です
こちらのアパートは トイレと洗面所が
一緒になっている造りが多いのですが
トイレが別で 使い勝手が良かったです
めちゃくちゃ気に入った理由
お部屋に入ったとたん気に入った理由は
お部屋のテイストが ナチュラルで
たくさんのグリーンが配置されてあり
各お部屋が 色がベージュ 白
木の色と統一されていたからです
靴ですらきちんと 置かれていて
まるで インテリアの一部のようでした
たぶん 美術系の学生さんではないかしら
自分もまねしたいという欲望にかられて
どんな家具かなとチェックしたら
ほとんどが IKEAで調達したものばかり
私自身もIKEAですが お金をかけずに
これだけ きれいに揃えるのは
彼女のセンスだと感銘しました
こちらも帰りにはポストに鍵を入れてねと事で
帰り際には電話せずにSMSで アパートを出た事と
お礼を伝えました
3軒のairbnbを利用してして 感じたのは
次の通りです
お値段が魅力的
他人のお宅をお邪魔する感覚で
インテリアが好きな人にはおもしろい
生活感があるので すぐ馴染めて
友人宅に泊っている印象です
見ず知らずの他人と知り合う機会が
旅の醍醐味
仕事で訪れるのには 鍵の受け渡しや
駐車する場所の確認等で
時間がかかるかもしれません
規約があるかどうかは確認しませんでしたが
一応 使用した食器類は洗って元に戻し
簡単に掃除をして出てきました
この点でも仕事で忙しい人には
時間がないかもしれません
ただし ホストさんも正業の他に
お部屋を提供してくれているだけなので
濃厚な おもてなしはなしと覚悟した方が
良いと思います
私は ホテルほどの無味乾燥な接待でもなく
至れり尽くせりでもない からっとした
人間関係が気に入りました
次の宿泊にも もちろん利用したいと思います
とにかく お部屋拝見が興味津々なのです
感染予防のため
規約等がその都度変わると思いますので
サイトから充分 情報を得て お出かけください
実際に住んでいるお宅なので
個人情報保護のため
宿泊した場所は明記しておりません
サイトからは いろいろなお部屋の写真や情報が
確認できるほか 不明な点の
お問いあわせができます
しかし ホストさん達も正業ではないため
通常の生活に支障がないように
気をつけて対処して お互いが気持ちよく
過ごせるようにしていきたいです
招かれる側としては お金が介在してるとはいえ
お部屋を明け渡してくれるという
感謝の気持ちで接したいです
各都市の訪問記は別の機会でブログに
アップさせていただきたいと
思いますのでよろしくお願い致します
サイトは www.airbnb で各国の提供される家が
日本語で安心して見られます