歩いて回るパリ

ゆっくり 歩くと違った光景が見られます

ルーブル美術館の年間会員になって 

貴重な一人枠を振り分けてくれた友人

 

そのうれしいお知らせは

ある日突然やってきました

ルーブル美術館に何年も間

会員になっている人から

一人招待してくれるらしいから

会員証を作ってらっしゃいと

大事な一人枠を譲ってくれたのです

 

宝物を大事に運ぶみたいに

といっても ただの紙一枚ですが

即 美術館に駆けつけました

 

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右が会誌で 左が会員カードです

裏に写真とコードが記載されています

 

 

ルーブル美術館は日本から来た家族や

友人達がパリに訪れるときに

外せない場所として

リストに必ず入っています

 

私自身も 何回も訪れていますが

行くたびに 心躍らせています

何度も目にした名画や彫刻も

色あせる事なく

感動を与えてくれます

 

かといって いつも行けると思っていると

つい忘れてしまいがちです

今回は 世界的な感染で

フランスでも第一回の外出禁止 営業自粛の

解禁の後で 文化に対する願望が

強い時でした

 

ルーブル美術館に入場するときは

入り口が二つあります

一つ目は ルーブル宮殿の

中庭にある ガラスの透明な

ピラミッドから地下に降りる入り口です

 

二つ目は地下鉄の パレ ロワイヤル

Palais Royal Musée Louvre

地下鉄一番線

から 地上に出る事なく

ピラミッドの地下に続く入り口です

 

こちらは 美術館に隣接して

いろいろなお店やファーストフード&

テイクアウト専門の大カフェテラスが

あります

 

家族や友人とご飯を食べるときに

何を食べたいか なかなか決まらなかったり

しませんか ?

ここでは ハンバーガー サンドイッチ

サラダ 中華 日本食 その他 レストランが

全部カウンターのみなので

それぞれが 好きな食事をテイクアウトして

同じテーブルで食べる事ができます

 

また フランスのレストランは

ランチタイムが終わると

夜までお店を閉めて 休憩に入るので

昼食難民になってしまう事が

あります

こちらでは ノンストップなので

ルーブル美術館の鑑賞で時間が

ランチタイムから外れても

余裕で ゆっくり昼食を楽しめますね

 

お買い物に出かけた時や

早めの昼食が終わり

気分転換で コーヒーでも飲みたい時に

よく利用します

ティータイム用のスイーツのお店もあります

 

寒い日や 雨が降っているときには

便利で 美術館に行かずに

ショッピングを楽しんだり

ゆっくりお茶をする事もできます

 

 

 

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   こちらがピラミッドの下で

   お目当ての作品に

   たどり着きやすいように

   パネルが貼ってあります

   方向音痴の私には うれしい配慮です

 

 

さて 今回は感染対策で入り口はピラミッド

のみとなっていました

どこで会員証を作っていいのかわからずに

聞きまくったら

特別にルーブル美術館会員ルームの

扉が存在していていました

私の前に一人会員証を作っている人を待つ間に

ぐるっと見回してみると.......

まるで空港のラウンジみたいな

小さくても ソファあり ソフトな

間接照明あり 美術雑誌がありの

快適空間でした

 

会員になるとこんなにお得です

まず 肝心の年会会費を調べてみると

個人会員

   大人一人 80ユーロ

   大人二人 120ユーロ

26歳以下は

    一人 15ユーロ

    二人 28ユーロ

26歳から29歳まで

    一人 35ユーロ

    二人 60ユーロ

法人会員 

    一人 140ユーロ

    二人 190ユーロ

    特典 ベルニサーチにご招待など

メセナ会員

    一人1000ユーロ

    二人1200ユーロ

     特典 講習会や特別鑑賞会にご招待など

 

 

 

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     フランスならではのお土産も

     是非 ゆっくり選びたいですね

 

 

WWW.amisdulouvre.fr

参照 他 特典もたくさんあります

 

 

1 節税になる

  希望者には節税のための

  領収書を作成してくれるそうです

  ルネッサンス期のフィレンチェの

  メディチ家には及ばないものの

  芸術を応援する気持ちになれます

 

2 フランスの北方にある都市

  ランスの ルーブル美術館別館と

  中東のアラブ首長国連邦にある

  ルーブル アブダビ

  入場料が無料です

 

 3 フランスの他の美術館でも

  カードを提示すれば

  割引料金を受けられます

 

正規の料金は

一回につき17ユーロですから

一年間で5回通えば 余裕でも元が

回収されるということです

 WWW.louvre.fr

  日本語の解説あり

 Select Language で日本語を選びます

 

 チケット購入のサイトには日本語部門は

 はありませんが

 英語が可能です

 まず カレンダーの空いている日に

 予約して カードで支払いです

 

 友の会会員カードを持っていると

こんなに良い事がある

1. 必死で鑑賞せずに余裕で回れる

   今までは欲張って たくさん見ようと

   くたくたになっていましたが

   無理せず 時間が空いたときに

   好きな絵画や 彫刻だけ見ると

   気分転換になります

 

2. 予約をしなくていい

   人数制限があるため

   ネットで空いている時間を

   指定して購入しますが

   訪問したい日が満杯だったりしても

   入場が可能です

 

   最初はネット上で予約してから

   行ってみたら 入り口で

   予約しなくても いつでも

   大丈夫と教えてくれました

   

  ** 感染対策で変更の可能性あり**

 

3.  待ち時間なし

   いつも込んでいる

   ピラミッドの入り口ではなく

   特別の入り口から

   待たずに すぐ入れる

 

   夏のかんかん照りの日や

   雨や寒いときに長々と 

   列に並ぶのも大変です

 

   荷物検査もあっという間に

   終わります

   VIPの気分を味わえますね

 

  特別入り口は

  リシュリュー入り口

  Passage Recheliu です

 

 

4. 割引がある

   売店で お土産品を

   5パーセント引きで購入できる

   5パーセントと

   侮る事なかれ

   ばらまきのお土産は

   たくさん必要です

   大きなポスターも

   お土産の人気品です

 

5. 割引 その2

   美術館内のカフェ レストランでは

   10パーセントの割引

   鑑賞に疲れたら

   美術館の優雅な片隅で

   アフタヌーンティー

   憩いのひとときを

   過ごせます

 

6.  これが実は 一番かも

   と思ったのは

   会員カードを見せると

   気のせいか

   職員の人がめちゃくちゃ優しい

   バッジにして

   胸につけたいぐらいです

 

 7. ルーブル友の会の会誌

   送ってくれる

   ある日 ポストに見慣れない

   雑誌が届けられていました

   開けてみると 友の会の会誌です

  

       全24ページの薄い雑誌ですが 

   訪問したときの名画が

   新たに見いだせたり

   新しい展示の予告

   名画にまつわる講演会

   美術の探訪を企画する

   特別な旅行の案内など

   盛りたくさんです

 

 

無料のしくみにすっかりはまってしまった

 2018年には 約1020万人の

 訪問者数を記録したルーブル美術館です

 感染状況により 訪問者数は減りましたが

 こうして 新たな顧客を獲得しようとする

 姿勢が素晴らしいですね

 さて 2021年の9月には

 年間パスは終了しますが

 契約続行するかというと

 もちろん はいと答えます

 

注意事項  2021年の7月21日より

感染予防のため 公共施設に入場するためには

18歳以上の人は マスクをする事と

ワクチン接種証明書または 

 

48時間の陰性証明書の提示が求められます

今後も変更されるかもしれませんので

お出かけになる前に

サイトでご確認ください

WWW.louvre.fr

  サイトでも高画質の美しい作品が

 見られますので おうちでゆっくり

 鑑賞できます